弁護士を上手に活用するために
弁護士を上手に活用するために注意した方がいいことを３つ説明させて頂きます。
- 弁護士に隠し事をせず、すべてのことを伝えておきましょう。
人間ですから、自分にとって都合の悪そうなことを人に伝えることには抵抗があると思います。
また、こんなことを言ったら怒られるのでは、見捨てられるのではと心配する方もいるようです。
しかし、依頼者にとって不利なことも含めて弁護士が知っていないと、弁護士は正確な判断をすることが難しくなり、結果として、依頼者に不利益が生ずる可能性が高いといえます。
また、不利なことを事前に知っていれば、それを踏まえた対処が可能だったのに、それを知るのが遅れるとかえって不利になってしまうこともあります。
このため、弁護士には隠し事をせず、全てのことを伝えたほうがいいでしょう。 - 弁護士からお願いされたことや打合せの約束は守りましょう。
どんな事件も弁護士だけの力では適切に解決することは困難です。弁護士は、依頼者と二人三脚で事件に当たります。
また、事件の細かい内容やこれまでの経緯など、依頼者でなければ分からないこともたくさんあります。 - よくわからないことや心配な点は、遠慮せずに質問しましょう。
弁護士と話していてよく分からなかったことや心配な点は遠慮せずに質問しましょう。
